【報告】「テレワークの実施に関する緊急アンケート」結果について
短い期間にも関わらず、100件を超える回答が集まりました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
回答結果からは、一部でもテレワークを実施している組織は75%程度ある一方、テレワークの実施においてはセキュリティ上の不安等により「できる仕事が限られる」といった意見も多く見受けられました。
また、事業所の規模や業種によって実施状況が異なる傾向も見られました。
調査期間:2020.4.14〜2020.4.20
調査方法:webフォーム
回答数:101件
■アンケート結果〔PDF/1,244KB〕
アンケート結果サマリ
・「テレワークを行っている」組織は全体の約75%、「テレワークを行っている」人は全体の約70%を占める・組織の課題は、「セキュリティ上の不安がある」
・自身の課題としては、「自己管理が難しい」
・テレワークのメリットは「通勤時間の削減」「仕事の進め方の見直しができた」
・テレワークのデメリットは、「できる仕事が限られる」「社内コミュニケーションが難しい」
・事業所の規模別では、「1~29人」の事業所のテレワーク実施率が高い一方、「30~99人」の事業所では、「準備していない・その他」が25%を占める
・業種別では、「サービス業・その他」の実施率が高い一方、製造業の実施率が低い
アンケート結果報告(抜粋)
テレワーク実施状況
テレワークにおける課題(N=101)
テレワークにおける課題として、組織では「セキュリティ上の不安」と回答した方が約半数以上を占めており、テレワーク実施にあたってセキュリティ対策を行う必要性が伺えます。
一方、個人では「自己管理が難しい」と回答した方が約3割を超えています。
テレワークのメリット・デメリット(N=101)
テレワークにおけるメリットと感じることとして、7割近くの方が「通勤時間が削減した」「仕事の見直しができた」を挙げています。
一方、デメリットとしては「できる仕事が限られる」の他にも、「社内コミュニケーションが難しい」「オンオフの切り替えが難しい」を約半数近くの方が挙げており、オフィス以外で働く環境に対してデメリットを感じる方が多いようでした。
また、自由意見としてテレワークの実施に対する高いハードルを感じている一方、新しい関係性の構築、さらには働き方をシフトしていく必要性など、現在の状況を前向きにとらえる意見も多く寄せられました。
自由意見一覧〔PDF/805KB〕
今後も金沢イクボス企業同盟では、各種アンケートやセミナー等を通じて働き方改革の普及啓発に取り組んでまいります。
2020年04月27日 09:44