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活動報告

【レポート】3/20内定者向けセミナーを開催しました!

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3月20日(火)に、第2回目のセミナーとして、内定者向けのセミナーを行いました。
「~未来の金沢を創る~『働く』ってなんだろう?」をテーマに、市内企業5社から内定者8名が参加しました。

1.自己紹介

 
 初対面の方も多いので、場を和ませる簡単な自己紹介を行いました。「ウソつき自己紹介」というテーマで、ウソをまじえた自分のエピソードを紹介していき、周りの人はどれがウソかを見抜くというルールの自己紹介です。
 「初対面の人を疑う」ことを通して、今回のセミナーは「当たり前を疑う」視点で臨んでほしいという説明がありました。

2.グループワーク「働くってなんだろう?」

 
 次に、株式会社アイ・オー・データ機器・坂本友紀氏の進行で、グループワークに入ります。
「知っていることではなく、気づいたこと・感じたことを素直に」「正解はないので、まだ働いていない皆さんだからこそ選べる言葉を出しましょう」という言葉でグループワークがスタートしました。
 それぞれが持つ「働く」ということに対するイメージをふせんに書き出し、お互いに話し合います。
 しかし、はじめはなかなかしっくりくる言葉が出てこなかったり、どこかで聞いたことのあるような「よそゆき」の単語が並んだりする様子でした。
 
 
 そこで、坂本氏からアドバイス。
 
「テーマに対して直線的に考えないことが大事。問いを立てることが重要です」
「例えば、何十億ものお金が手元にあったら皆さんは働きますか?」
「抽象的な問いなので、身近で働いている具体的な人を想像してみてください」
 
 という言葉で、少しずつ議論が前に進み、あっという間に発表の時間を迎えました。

3.各グループの発表

Aグループ:「働く」とは「気持ち良く寝ること」である。
 


「責任を果たした達成感」によって「不安がなくなること」や、「心身を使いきること」によって充実感を得られることが、よく寝られることにつながるという結論でした。
 
大変ユニークな視点での発表でした。

Bグループ:「働く」とは「自己満足」である。

 
「自己満足」=「充実」と定義づけ、人に認められることで自分自身の満足感を得ることができ、それが周囲や社会を良くしていくことにつながるのではないかという結論でした。
 
 働く中では、嫌な面もあるとは思うが、「自己満足」=「充実」を得られたら、嫌な部分も乗り越えられるのでは、という話も出ました。
 
 
 両グループから出てきた共通のキーワードは「充実」でした。
 働くことは、「充実を得るもの」という共通したイメージが出てきました。
 
 また、発表の中では出てきませんでしたが、話し合いの中で書いたふせん紙の中には「人と関わる」「人とのつながり」が働くことだという言葉も多く見られました。

4.振り返り

 振り返りでは、「自分の納得する仕事を積み重ねていくことによって、働くことにおけるやりがいや達成感が得られる」という先輩社員からの話もありました。
 
 坂本氏からは、子どもを持ったりライフステージが変わることで「働くとは何か」という問いに対する答えも変わってくるというお話しがあり、「皆さんには無限の可能性がある。入っていく会社で可能性を実現してほしい」というエールが送られました。
 金沢市労働政策課・藤田氏からも「働くことに対して、とても前向きな話し合いをされていたことが印象的でした」というお話しがあり、参加者8名の4月以降の活躍への期待を述べられました。
 

 

 
 最後に、皆さんで記念撮影。会社を越えた「同期」として大切にしてほしい仲間です。


おわりに

 今回は、これから入社をする内定者を対象にしたセミナーでした。ほぼ初対面の人と「働くとは何か」というテーマで話し合いを行いました。
初めはなかなか議論が進まなかった様子でしたが、坂本氏のヒントで、少しずつ自分たちの言葉で語ることができるようになる姿が印象的でした。
 また、参加者アンケートでは「お互い不安を持っていることがわかって安心した」や「他社の方と交流できる良い機会だった」という意見も見られ、グループワークを通して、お互いの率直な気持ちも共有できたようです。
 その他、この場で出た意見等は、金沢市や金沢イクボス企業同盟において、今後「働き方改革」を進めていく上での参考にしたいと考えています。
 今回のような企業を超えた活動が金沢イクボス企業同盟の取組みの特徴でもあると考えています。
 今後もこうした場を積極的に作っていきますので、ぜひご参加ください!

2018年03月30日 17:02 |コメント|

【レポート】11/20フォーラムを開催しました!

講演風景
 皆さんこんにちは!
 さて、先日の11月20日(月)に、サイボウズの社長室フェローである野水克也さんをお招きしてフォーラムを開催しました。
 大変盛り上がったフォーラムの内容を、下記にご紹介させていただきます。

1. 野水さん基調講演

 まずは金沢イクボス企業同盟発起人代表である、玉田工業株式会社の玉田社長による開会の挨拶。

     

 そして事務局から金沢イクボス企業同盟の紹介を行ったのち、早速基調講演へとはいります。
 基調講演のテーマは・・

     

 「理想の働き方 ― なぜ若い人が辞めるのか?なぜやる気のないおじさんが辞めないのか?」
・・ものすごいインパクト!しかし光景が目に浮かぶ、訴求力のあるタイトルです。
 
 まずは日本社会を取り巻く現状の整理。
・ 日本の人口構成は完全な逆ピラミッド。
  しかし働き方やビジネスモデルは人口増加時代と変わっていない。
・ 今後18年間で500万人の労働者が消える。日本中のタクシーとトラックの運転手を足した数の3倍。
・ 2025年には、医療・年金を除く社会保障費は国債償還分を除く国家予算と同額になる。

といったデータから、日本は働き方改革を行わなければ社会が持たなくなるという段階まで来ているという事がわかります。にもかかわらず、

・ 「女性活用」と言いながら行われているのは、おじさんによる同化政策。
  9時に出社できなければ正社員になれず、おじさんと同じくらい働く女性でなければ出世はできない。
・ 若者が地方公務員になりたがるのは現実を見ているからであり、
  それをやる気がないと言ってしまう、求職者に訴える魅力のない民間企業。
・ 財政破綻したギリシャと同じレベルの労働生産性。
  ギリシャになっていないのは、長時間労働で持たせているから。

というのが、この国の働き方の現状です。

 このような状況を打破する為には、若者が働きたくなるような会社・社会を作る事が重要で、それが本当の「働き方改革」なのです。
     
     

 サイボウズでは、自立と多様性が最も重要視されています。

・   休みやすい風土や副業可能な制度も、再学習や
  スキルアップにより多様性、自立性を確保する為。
・   職責を地位化しない。働き方はライフステージに合わせて選べ、
  時間短縮やリモートワークから復帰する時は元の仕事に戻れる事を保証する。
・   ワークかライフかで言えばライフ優先。
  人手が足りない事があれば、受注をあきらめる覚悟がある。

     


 このような施策により、誰もやめず、求職者が殺到する会社になったとの事。
 この他にも、

・   高いスキルを持つ人には、スキルアップできる環境を報酬として用意する。
・   働き方改革の本質は、女性活用でなく男性の生き方改革。自立とは依存先がたくさんある事。

といった、社風が随所に感じられるトピックスをお話しいただきました。

「制度・風土・ツールを変えるのがおじさんの仕事。
20年後に残る会社、20年後に残る働き方を皆さんの手で実践してください。」
 講演の最後に野水さんからいただいた以上の言葉で、基調講演のまとめを締めくくらせていただきます。

     


 講演後の質問タイムにも下記のような突っ込んだ質問があり、会場の関心の高さが伝わりました。

・   100人100通りの働き方を実現する総務の人は大変では?
 →人事制度は社員みんなで考える。総務の人は実務に集中。
・   時間管理はどのようにしているのか。
 →全職種で裁量労働制を取り入れているが、時間管理制との選択は従業員自身が自由に選べる。

2.金沢イクボス企業同盟の事例発表

 野水さんの講演に続いて、金沢イクボス企業同盟の会員企業である、玉田工業株式会社の山田さんから事例発表がありました。

     

 玉田工業では、働き方の現状把握を行う為の全社員アンケート、また営業職を対象に活動時間分析を行い、時間外労働が発生する原因を突き止めて改善に取りかかっています。
 こういった取組みにより、以前はかなり多かった若年者の離職は、近年ではほとんど見られなくなったそうです。
 管理部門だけでできる事、また各部署だけでできる事は限られています。社内でサポート・ヒアリングをしながら進めていく事が、働き方改革の一番の近道であるという事が、山田さんの思いを交えて語られました。

3.ワークショップ

 基調講演と事例発表に続いて、ワークショップを行いました。
グループで話し合いながら、自社の「改革していること」「改革していないこと」を書き出してみるという内容。
 2人の方から働き方についてのお話を聞いた後という事もあり、各グループ非常に話が盛り上がりました。盛り上がりすぎて改革事例の書き出しまでたどり着けなかった人もちらほら・・(←自分)。

     


最後に金沢市労働政策課の東田課長から講評をいただき、フォーラムは終了となりました。

4. 懇親会

 セミナー終了後は、立食での懇親会。
 参加者のオープンマイクでは、各社の取り組みや個人の抱負が発表され、熱の入ったスピーチに万雷の拍手が送られるシーンもありました。
 最後は野水さんからコメントをいただき、記念撮影で終了。お疲れさまでした!

     

 

おわりに

 働き方改革で有名なサイボウズの取組みのお話は、野水さんのキャラクターもあり非常に刺激的で興味深いものでした。
 しかし、サイボウズでないと出来ないというものではなく、またサイボウズと同じ事をすればよいというものでもなく、それぞれの会社の中で、制度・風土・ツールを変える取組みを行っていく事が重要なのだと思います。
 その為には、玉田工業の山田さんから発表があったように、従業員の声を聞き、労働の実態を細かく把握する事が大事です。
 まずはできることから、そして、20年続く会社と働き方に向けて。
 金沢イクボス企業同盟は、一緒に20年後を考える仲間をいつでも待っています!
2017年12月04日 10:10 |コメント|

【レポート】8/3サマーセミナーを開催しました!

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1.金沢イクボス企業同盟の活動について・加盟企業アンケート結果報告

 まず、「金沢イクボス企業同盟」の役割や活動内容の説明、6月~7月にかけて行った加盟企業アンケートの結果を株式会社計画情報研究所・安江氏が報告しました。


      

2.取組み企業からの話題提供

 津田駒工業株式会社加賀建設株式会社株式会社シーピーユーから取り組み事例を紹介しました。

津田駒工業株式会社・牧野氏

・裁量労働制を平成13年に導入したが、平成24年に対象者を新たな基準で選定するなど制度の見直しを実施
もともと働き方改革のために導入した制度ではないが、運用次第でメリハリのある勤務体系となった
・裁量労働制以外の社員へも良い影響が出ている


加賀建設株式会社・鶴山氏

・仕事の効率を上げるために時間分析をしたところ、技術者が書類作成に時間がかかっていたことがわかった
・そこでクラウド型グループウェアシステムを導入し、全社員へのi-Phoneを支給
・新たな人事評価制度の導入
自社の抱える本当の課題とは、背景と何かを見極め、負担をかけずに最適なものを選ぶことがポイント


株式会社シーピーユー・中村氏

・子育て世代の従業員の割合が高いため、多様な働き方や柔軟な休暇制度を推進
①在宅勤務(テレワーク)制度、短時間勤務制度の導入、勤務地の融通、託児制度の導入
②子の看護のための休暇・介護休暇、ボランティア休暇

3.ロールプレイング

 3人1組で、上司役・部下役に分かれてロールプレイングを行います。そのプロセスを最後に審判が判断するという内容です。
 部下からの急な相談に上司としてどう対応したらよいか、それぞれが頭を悩ませながらも楽しく役割を演じました。
 
 体験した方からは「役割を変えることで見方が変わって楽しかった」などの声があり、複数の役割を演じることで、異なる視点で考えることができたようです。

4.ワークショップ

 働き方改革の取り組みを進める上で「現在悩んでいること」についてグループでテーマを決めて話し合いました。
 

 「育児休業取得における課題」「社内にイクボスをどう定着させるか」など各グループが決めたテーマで、自らが抱えている悩みや体験談などを話し合いました。
 

 「経営者が強いビジョンを持って進めていく必要がある」「育児休業取得には環境づくりが重要」「業務の分担を進めるためにも仕事の棚卸しは有効」「仕事とプライベートの相乗効果を引き出せるような環境が必要」など、本質的な問題に踏みこんだ活発な議論になりました。
 体験談や現在の悩みを会社という垣根を超えて共有できたことは、金沢イクボス企業同盟の大きな成果といえます。

5.金沢市労働政策課・東田課長からの講評

 

 「今日をきっかけに、金沢における働き方改革の一つのうねりができたのではないか」「意識改革も知識も大事だが、根本的には相手への思いやりを持って社員の育成にあたることが重要と感じている」との言葉があり、金沢市として「働き方改革」に真剣に取り組んでいくという熱意を感じました。

6.ランチ懇親会

 セミナー終了後は、立食での懇親会。
カジュアルな雰囲気の中、セミナーでは話せなかった人同士の会話もはずみ、セミナーでは話せなかった悩みなど率直な話も飛び交いました。

      

振り返って

 今年2月に発会した金沢イクボス企業同盟の初めてのセミナー。
普段なかなか他社の同じ立場の人同士で話す機会が少ないため、今回のセミナーでは参加者同士が積極的に会話をできる場にしたいと考えていました。
 ワークショップや懇親会などで、参加者同士がそれぞれの悩みを共有している姿が印象的でした。
 「働き方改革」の取組みは一人で進めていけるものではなく、同じ想いを持つ仲間の存在が大事になってくると考えています。こうしたセミナーを通して、少しずつ仲間の輪が拡がり、金沢全体の取組みが進んでいくよう、今後も活動を行っていきますのでご注目ください。



2017年08月10日 14:03 |コメント|

【報告】加盟企業へアンケートを実施しました

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 金沢イクボス企業同盟では、「働き方改革」に関して抱えている現状や課題、同盟への活動ニーズを明らかにし、今後の活動に活かすため、加盟企業を対象にアンケート調査を実施しました。

調査期間:2017.6.21〜2017.7.7
調査方法:webフォームまたはE-mail・FAXによる回収
回答数:37社/80社
回答率:46.3%



調査結果の概要
•  WLB実現に向けて実施した取り組みについては、柔軟な休暇制度や勤務制度多い結果でした。
•  働き方を進める上での課題としては、ノウハウや知識の不足が多く挙げられました。
• 「イクボス」の取り組みは会社のイメージアップにつながるという回答が多く挙げられました。
イクボス企業同盟の活動には、従業員同士の懇親具体的な取組み内容や成功事例を知りたいなどを求める声が多く挙げられました。


 今回のアンケートで得られた結果を参考に、金沢イクボス企業同盟では皆様に有益となる勉強会やセミナーを企画していきます。

アンケート結果〔PDF/727KB〕

2017年07月28日 16:29 |コメント|

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